World IA Day 2025 Tokyo開催のお知らせ

年に一度、世界同時開催されるIA(情報設計)をテーマにした国際イベント「World IA Day」を、弊社メンバーがオーガナイザーとなり、開催します。東京では昨年に引き続いての開催となります。日本では福岡でパブリック・ビューイングが開催される予定です。

World IA Dayとは

World IA Day (WIAD) は「情報アーキテクチャ(IA)」をテーマにした国際イベントです。年に一度、世界各都市で情報アーキテクチャについてのイベントが同時開催されます。

開催⽇時
2024年3月8日(土)13:00~18:30
開催場所
Zoom ウェビナーで配信

東京のローカルテーマは「変化に挑戦し続けるためのプロフェッショナリズムと倫理」

今年のグローバルテーマである「Challenges of Change—Adapting Information Architecture for an Evolving World(変化への挑戦 - 進化する世界に適応する情報アーキテクチャ)」を踏まえ、ローカルテーマとして「変化に挑戦し続けるためのプロフェッショナリズムと倫理」を掲げることとしました。生成AIの急速な利活用により情報化社会のみならず世界そのものが大きく進化・変化しています。ここで我々IAに問われるのはアーキテクチャの有りようそのものをどう導いていくのかであり、そのためにはデザイン倫理やその基礎となるプロフェッショナリズムとの向き合い方が欠かせません。

オープニングキーノートでは、倫理学・生命倫理の専門家である山本史華教授をお招きし、低線量被曝の倫理、高レベル放射性廃棄物の倫理についてお話いただきます。従来の倫理の枠組みでは対処が容易ではない、この示唆に富む講演は、特に明確性と責任が最も重要視される情報アーキテクチャの手法における倫理的な側面について、私たちに考えさせ、議論させるきっかけとなるでしょう。

提起されたこの考察から倫理学のフレームという概念を得て、科学技術の変革にともなう倫理規範の変革に、IAとしてどのように向き合うのか? 現実のビジネス環境と接続し、単に使いやすさや分かりやすさをデザインするというIAの原理原則的な本質論にとどまらない、理解と説明責任を果たすためのデザインにおける情報アーキテクチャの役割について、有意義な議論を促進することに期待するものです。

弊社代表の大橋がClosing Keynoteを務めます

また、本イベントのClosing Keynoteを「IAにおけるコンテクスト ―言葉の前にあるもの―」と題し、弊社代表のインフォメーションアーキテクト、大橋が務めます。

関連サイト

以上